虫歯

「歯医者に行く時間がない」「まだ歯の痛みをひどく感じないから大丈夫」と思ったことはありませんか。虫歯は自然には治らないので、放置してしまうと進行し続けてしまいます。放っておいて治癒力で治る病気ではないのです。
また、最新の研究によると心筋梗塞や敗血症などの病気に繋がる可能性があります。これは放置された虫歯菌が口内から全身へ広がって行くことにより起こりうるものです。少しでも歯に異変を感じる場合は、できるだけ早く当院までご相談ください。

不安に思っていることを教えてください。一緒に「最善」を考えていきましょう。
・できるだけ削りたくない
・できるだけ抜きたくない
・できるだけ痛みを感じたくない
・納得するまで治療方法を説明してほしい

虫歯は病気です!治療しないと治りません!!

電動麻酔器「AnaejectⅡ(アネジェクト)」を導入しています

当院では、患者さんのことを考えた無痛治療を目指し、痛みを少なくするためにやさしく麻酔を注入できる「アネジェクト」を使用しています。

アネジェクトとは、コンピュータ制御で麻酔剤の注入する速さをコントロールしながら注射します。麻酔剤を少しずつ注入することで、圧力によって急激に細胞が膨張することにより起きる痛みを緩和してくれます。手動で麻酔液を注入すると、どうしても一定の速度を保つことができず、早く注射してしまいがちなため、痛みを感じてしまいますので「アネジェクト」が活躍します!注射針の太さを1番細いものにもできるため、痛みを軽減してくれます。

虫歯探知機「DIAGNOdent(ダイアグノデント)」を導入しています

当院では、「アネジェクト」以外にも患者さんのことを考えた無痛治療を目指し、歯にダメージを与えない「ダイアグノデント」を使用しています。

「ダイアグノデント」治療の特徴

1.歯を傷つけません

ダイアグノデントは、針を差し込みませんので、歯にダメージを与えず、治療を受けていただけます。

2.痛くありません

先端のレーザーから発せられた光を当てるだけですので、歯にダメージを与えず、痛みもありません。

3.分かりやすい

虫歯の深さを検知し、音と数値で知らせてくれます。

4.最小限の治療

虫歯の状態を数値で知らせてくれるため、虫歯の場所や深さを正確に把握することが出来ます。無駄に歯を削ることがなくなります。

5.妊婦さんにも安心

妊娠中ですと、歯科治療が胎児に悪影響を与えないか心配になりますよね。ダイアグノデントは、レントゲンを撮影しなくても虫歯の深さが分かるので、安心して治療を受けていただけます。歯にダメージを与えないため、お子さんや妊婦さんにも負担なく使用していただくことが可能です。

当院では出来るだけ痛みのなく、歯を残す治療環境を整えています。ダイアグノデントで虫歯を早期発見することにより、早期予防や早期治療を始めてみましょう!

デジタルレントゲンを導入しています

今までは、小さいフィルムで虫歯の状態を確認していましたが、デジタルのレントゲン写真のため、大きくはっきり見ることが可能になりました。また、被爆量が以前より軽減されたことで、より安全にご利用いただけるようになりました。当院では、「ProMax(プロマックス)」(パノラマレントゲン写真)と「デンタル」(小さいレントゲン写真)を取り扱っています。

虫歯の進行段階

虫歯には段階があります!一つでもあてはまる方は、当院までご相談ください。

歯の表面のエナメル質が溶けはじめ、白く濁っている初期虫歯の状態です。歯に穴もあいていないので、ほとんど自覚症状がありません。
親御さんは、お子さんが「痛い」と主張していなくても疑う目を持ってください。

エナメル質が溶けて小さな穴があいている状態です。
ほとんど痛みがないため、定期的に歯科検診を受けていなければ自分で気付くことは難しいです。

虫歯がエナメル質の内側にある象牙質まで進行した状態です。
主にエナメル質の内側が刺激され、それが歯髄に伝達されることにより「冷たいものがしみる」という症状が起こります。痛みを感じる場合もあります。

虫歯が神経まで進行した状態です。根管治療と呼ばれ、歯の根の中を治療します。ズキズキとした激しい痛みを伴い、歯茎が腫れる場合があります。発熱する可能性もあります。

歯の根っこまで虫歯に冒され、歯がほとんど残っていない状態です。
ボロボロな状態を放置してしまうと、治療期間も長くかかってしまいます。少しでも異変があれば、お早めに当院へご相談ください。

根管治療について

虫歯が神経まで進行した場合、または歯の根がばい菌などに冒され膿を持ってしまった場合、根管(こんかん)という神経や血管などが通る管の神経を取り除く必要があります。治療しないまま放置しておくと、炎症が歯の根の周囲に広がったり、歯肉が腫れたりすることがあります。根管治療では、汚染された根っこを洗浄や消毒し、細菌が入り込み再度感染することを防ぐため、薬を詰めて歯をキレイにします。

根管治療の流れ

STEP1

汚染された根っこの状態。

STEP2

治療を行うにあたり、かみ合わせる面や詰めものを削ります。

STEP3

汚染された神経や血管をリーマーで除去します。

STEP4

根管の汚れを洗浄し、すべて取り除いた部分へ細菌が入らないよう、薬剤を根の先端まですき間なく詰めます。

STEP5

歯の根の上に土台(コア)を入れ、クラウン(被せ物)を装着し、歯の機能を回復させ治療が完了します。

当院では、「できるだけ歯を抜かない・できるだけ歯を削らない」治療を 目指し、皆さんの歯を残す方法を考えて、治療を行います。